ワーキングマザーがキャパーバーしてしまう前にできる5つの対処法

仕事と家事、育児に毎日追われてもう限界…キャパオーバーしてしまいそうで怖い…という女性も多いかもしれませんね。

私も生後8か月になる娘を抱えて保育園に入れてから仕事に復帰しましたが、家事、育児に仕事に追われて想像以上の大変さが待っていました。

もうあまりのきつさからキャパオーバーしてしまい、お迎えの帰りに電動自転車の乗ったまま横転してしまったということがありました。

当時の私と同じように、キャパオーバーしてしまいそうで怖い…というワーキングマザーの方々のために、キャパオーバーしてしまう前にできる対処法をまとめてみました。

ワーキングマザーがキャパオーバーしてしまう理由

ワーキングマザーって本当に大変ですよね。

特に、保育園などまだ子供が幼いと、子供にも手がかかりますから自分の時間なんてなかなか取れません。

ワーキングマザーがなぜキャパオーバーしてしまいがちなのかまずはその理由について見ていきましょう。

育休復帰後の仕事のペースに追いつかない

育休から復帰した後は、仕事のペースにすぐに慣れることができないこともあるでしょう。

保育園に預けている時間だけ働けるのがワーキングマザーですが、時間内にいかに仕事を効率的にこなすかが求められてきます。

最初のうちは、仕事が多くて時間内に追われなかったり、時間内に追われない仕事を残して帰ったり、人にお願いして帰ることに罪悪感を抱えながら働くことも多いかもしれません。

帰宅後にも押し寄せる時間との闘い

ワーキングマザーは、帰宅後からは第二ラウンドがスタートするようなものですよね。

私の場合は、子供を保育園に迎えに行ってから帰宅後、そこからゴングが鳴るかのように猛ダッシュで食事、歯磨き、お風呂、寝る前の遊び、寝かしつけ、後片付けに洗濯物…と怒涛の勢いで育児と家事に追われていました。

保育園に通わせているワーキングマザーであれば、誰もが同じような戦いの毎日を送っていることでしょう。

ほっと一息ついた瞬間には、もう12時近くなっていて、明日の保育園の準備に追われながら倒れるように眠り込むということも多かったですね。

子供の寝かしつけで体力消耗

子供が幼いとまだまだ寝かしつけにも時間がかかります。

2歳くらいから徐々に寝かしつけは楽に感じられるようになっていきますが、0歳、1歳だと寝かしつけがストレスになることも多々…。

やらなければならい食器の後片付けや洗濯物を残したまま、早く寝てほしいのに寝ない…、本人はもっと遊びたい…と泣いてぐずったり、ただひたすら泣き続けて1時間以上たってようやく寝る、寝たと思えば、すぐ起きる…その繰り返しで思い通りにいかないことにイライラしてしまうことも…。

私の子どもは0歳の時は、抱っこしないと寝ない…というパターンが多く、腰にも負担がかかって結構疲れることが多かったですね。

抱っこひもで廊下を20分以上うろうろしながら寝かしつけたりということも日常茶飯事でした。

それでも、下ろすタイミングで泣いておきたり…と試行錯誤の連続で、もうお願いだから早く寝てよ…と泣いている子供をみて私も泣いていたこともよくらいました。

帰宅後に夫の手助けを得られない

平日の朝の送りもお迎えも基本的には私が担当していました。

帰宅後、一番夫にいてほしい時間帯も仕事で帰ることはないため、ワンオペ状態。

ここで他の人の手が借りられるのであれば、どれだけ楽か…と家事育児に協力的に旦那さんの過程や実家からのサポートが受けられてご飯の準備をしてもらえることもある…というような話を聞くたびに羨ましかったのを覚えています。

子供の体調不良で看病や病院通いが頻繁

さらに、うちの娘は8か月で保育園に入園してから、月の半分は体調不良で何かしら早退をしたり休んだりという日が続きました。

私の保育園では病児は対応していませんでした。

隣の町で病児保育園の保育園があったので病気の時だけ利用することも考えたほどでしたが、結局は病児を病児保育園に預けたら余計になおりが悪くなるのでは?という心配な面もあって利用はしませんでした。

半年くらいろくに保育園に毎日通うことができず、看病ばかりの日が続くのですが、職場の人からあいつは頼りにならない…、どうせすぐに熱で休む…と影で言われていたりもしたそうで、精神的にもつらかったですね。

体調の悪い娘を相手するのも、機嫌が悪いことが多く煮詰まってしまうと私が倒れてしまいたいと何度思ったことでしょうか。

ワーキングマザーは休日だって休みなし

休日だからといってワーキングマザーは休まりません。

家族のために朝、昼、晩とご飯を作り、平日にできない掃除をしたり…やることはたくさんあって、ゆっくり休む暇もなく終わります。

休日だからといってワーキングマザーは働いているようなものなので、なかなかゆっくり自分の時間が持てない…と悩むことも多くなりがちです。

ワーキングマザーがキャパオーバーしてしまう危ない状態とは?

ふとした瞬間に涙があふれてきて止まらない

目まぐるしい日々を送っている中で、ふとした瞬間に涙があふれてきて止まらない…といようなことがあると注意が必要ですね。

子供と一緒に遊んでも上の空で楽しめなかったり、休みの日でも仕事のことを考えていたり、日曜日の前の日は仕事のことを考えて憂鬱になったりする場合は気を付けてましょう。

こうした状態が続いているのであれば、いずれキャパオーバーして限界がきて精神的にも鬱になってしまうという可能性も考えられます。

なるべくこうした状態が長く続かない前に対処しておくことが大切ですね。

子供にあたってしまうことがある

子供がなかなか寝付かなかったり、言うことを聞いてもらえない時に起こってしまう…。

自分のストレスから子供にあたってしまっているな…という思いがある時は、それはあなた自身が日々の生活にキャパオーバーしている証拠です。

働くママがキャパオーバーしてしまうと、ゆとりを持って子供に接することができなくなるのでこれは危険信号ですね。

ワーキングマザーがキャパオーバーしてしまう前にできる対処法

仕事を断る勇気を持つこと

保育園に通わせながら働いているワーキングマザーは、できるだけ効率が求められますがそれ以上に会社から求められてしまうこともありますよね。

必要に応じて仕事を断るという勇気を持って対処していくことも、ワーキングマザーとしてやっていくには必要です。

〇時にはお迎えがあるからこれ以上はできないということを周りの人に理解してもらえるように、自分から勇気を自分の置かれている立場を理解してもらい仕事量を調節しながら働いていきましょう。

どうしても時間を超えてしまう場合は、思いきって誰かにお願いをして退勤するようにしていくようにしましょう。

帰宅後の家事・育児の手を抜くこと

お迎えから帰宅後の家事、育児はできるだけ手を抜くことです。

離乳食は生協に頼んでレンジでチンできるものや、レトルトで対応する日を取り入れたりすればかなり自分の時間や子供と向き合う時間が取れるようになります。

私はなぜか手作りにこだわって離乳食をすべて手作り対応していたのですが、今思えばもっと手を抜けばよかったと思うことばかりです。

初めての子どもということもあって、ちゃんとしなきゃにとらわれて手作りしていたのですが、便利なものは頼った方が絶対にいいですね。

変にこだわりをもってちゃんとしなきゃと思いすぎない方がいいでしょう。

食器洗いは食洗器を購入してからグンと楽になりましたが、これもまだ0歳の時から使ってても絶対いいアイテムですね。

後は、圧力鍋も時短には欠かせません。

他にも洗濯機をドラム式にして乾燥まで済ませて洗濯物を干す時間もカットしてしまうということもできますよ。

旦那さんに家事分担を細かくわけること

キャパオーバーしてしまいそうなくらいに仕事や育児に行き詰まりを感じている時は、旦那さんにあなたの気持ちを打ち明けましょう。

そのうえで、旦那さんにもできる家事を具体的に伝えてみて、強力を仰ぐということも必要です。

我が家では、

  1. 私が朝食を作っている間に娘の着替え、保湿クリーム、手洗い
  2. おむつのごみ箱がたまったら袋を取り換える
  3. ゴミ出し当番
  4. お風呂は最後に自分が入った時に洗ってもらう
  5. 洗濯物はたたんだものは自ら片付けてもらう

これくらいのことはやってもらっています。

とにかく細かく分担することでなんとか乗り切れるようになりますよ。

〇時までに寝かしつけるという概念を捨てること

初めての子育てだとどうしても〇時までに寝かしつけないと!と思うことも多いですよね。

保育園からもなるべく21時までには寝ましょうみたいなことがおたよりに書かれていたりして、他のママもみんな21時には寝ているんだと思っていつも必死で寝かしつけていました。

でも、実際、6時に迎えに行って帰ってきてそこから21時までに寝かしつけるのは結構大変で、子供との時間もそこまで取ることができません。

周りの保育園に通うママに聞いてみると、意外とみんな22時過ぎていたり、23時になることもあるということを言っていてうちだけではなかった…とほっとしたことがあります。

〇時までに寝かしつけると、なかなか寝ない子供に思い通りにならなくてイライラしてしまうこともあるので寝かしつけにも逆効果になってしまいますから、そういった概念なくもっと気楽に過ごすようにしましょう。

多少、夜が遅くなったとしても、保育園でお昼寝がありますから、そこで補ってくれているはずと思えばいいのです。

それでも難しい場合は働き方を見直してみる

いろいろやってみたけれど、どうしてもきつい…、もう仕事と育児の両立が限界だ…と感じる人は、そもそもの働き方を見直してみるのもいいでしょう。

今は在宅ワークも主流になりつつありますから、在宅ワークにも対応できる仕事がないかを探してみるのもいいでしょう。

在宅ワークになれば、通勤にかかる時間も節約になるので、子供と向き合える時間も増やすことができますよ。

ちなみに、私は看護師をしていますが、病棟勤務から美容クリニックに転職したことでかなり楽になりました。

美容看護師のリアル白書っていうサイトを読んで、とりあえず登録してみようと思っがのがきっかけで転職エージェントを利用しました。

意外とママさん看護師にとって働きやすい美容クリニックってあまりないんですが、ハローワークや転職サイトなどの表には出ることはない転職先を教えてもらえました。

キャパオーバーしそうでどうしても無理…という人は、子育てとうまく両立できるような仕事がないか探してみてもいいかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする